地方にいくと不思議な風習があるところも多いですよね。
どのようなことがあるのかさっそく風習を調べてみました。
この記事でわかることは、
このような内容でお届けしていきます。
不思議な風習や怖い風習も!
日本の不思議な風習5選
地方の方では、外部からの影響を受けにくい環境が、
独特の文化や風習を育む土壌となっていました。
20世紀まで見られた「おじろく・おばさ」という風習も、その一例です。
どんな風習があるのか5つご紹介していきます。
1.おじろく・おばさ
おじろくおばさ制度だ! pic.twitter.com/cV9qE06BWp
— はばキツ (@foxnumber6) May 24, 2020
「おじろく・おばさ」とは、主に日本の一部の地域で古くから伝わる風習で、
家族の中で長男以外の子どもたちが、一生を通じて家族や集落のために働くことを
強いられるというものです。
この慣習は、限られた資源と土地を効率的に管理し、一族の生活を維持するための
社会システムの一つとして機能していました。
長男が家業や土地を継ぐことが一般的であり、それ以外の子どもたちは、
家族の生計を支えるために農業や家事、場合によっては他家への奉公などに
従事することが期待されていました。
このような風習は、日本の特定の地域や集落においてのみ見られ
、地域によっては異なる名前や形態で存在していた可能性があります。
また、時代の変遷とともに、このような伝統的な慣習は徐々に廃れていったと考えられます。
2.だんご転がし
淡路島に古くから伝わる葬送儀礼の“だんご転がし”は、三十五日法要の時に親族などが高い山のお寺の境内からおにぎりを後ろ向きに崖下へ放りなげる儀式。 pic.twitter.com/OzpEhqAcJG
— パパリボン|支えるを支える (@papa__ribbon) November 21, 2021
『だんご転がし』は、特定の時期に行われる伝統的な供養儀式です。
この行事では、参加者が地元の山に登り、団子やおにぎりを山頂から谷に転がします。
この習慣は、亡くなった人々が極楽浄土へ無事に旅立てるよう、
途中で出会うかもしれない餓鬼の注意をこれらの食べ物に向けさせ、
餓鬼を欺くことで死者の安全な通過を助けるという意図が込められています。
このユニークな供養法は、死者への思いやりと地域社会の結束を象徴しています。
3.人形婚
こっち人形婚 pic.twitter.com/G8K0qgCa14
— 燈凪 (@adahina3_) August 16, 2015
「人形婚」とは、未婚のまま亡くなった若者や子供たちに、死後に結婚式を挙げる風習のことです。
この儀式では、故人の代わりになる人形を使用して結婚式を行います。
この風習の背後には、亡くなった愛する人があの世でも幸せな結婚生活を送って
ほしいという家族の願いがあります。
比較的新しい概念である「人形婚」は、長い間、多くの文化や宗教を通じて形を変えてきた、
生と死に関する考え方の一部です。
4.村八分
多くの人が聞いたことがあると思いますがこの用語は、江戸時代から続く日本のある地域の
習慣を指します。
この風習では、村のルールに従わない人に対し、村民全体が火災と葬儀を除く全ての
共同行事での関わりを断ち、事実上の社会的排除を行います。
昔からの慣習と思われがちですが、実際には今日でも一部の地域で実践されており、
新たにその地に移住した人々が地域コミュニティの一部として受け入れられない場合があります。
これには、ゴミの収集場所の使用禁止や回覧板の回避など、
いじめに近い行動が含まれることもあり、時には裁判にまで発展する事例も報告されています。
5.上座・下座
「上座」と「下座」という言葉も聞いたことがありますよね。
ドアから遠い席を上座、ドアに近い席を下座とする、今も続く日本の伝統的な
座席マナーを指します。
この習慣の背景には、戦時中における戦略的な配慮があり、襲われた際に最初に
狙われるドア近くの席を身分の低い者が、比較的安全とされるドアから離れた席を
身分の高い者が選んでいたとされます。
このような考え方が時代を超えて受け継がれ、現代でも新入社員が下座に、
上司や目上の人が上座に座るという形で、ビジネスシーン等での
マナーとして根付いています。
日本風習についてネットでは
日本の、個々人で決まった茶碗や箸を使う風習は、ありがたい、と、たまに思う時がある。
— おキャノ坊🤪 (@knark511) March 9, 2024
日本の察する風習って幼少期から触れていないと無理だと思う 高度なコミュニケーション
— すみれ (@Lavender_lily28) March 9, 2024
日本の風習では怖いといわれるものもあるようです。
人柱
人柱とは、城や堤防、トンネルなどの建設時に、工事を守護する神に人を捧げるという風習であり、
この儀式に選ばれた人は多くの場合、命を失うことになりました。
この習慣は、大規模な建設作業が事故や災害に見舞われることへの恐れから、
作業の無事と安全を祈願するために行われていたとされます。
この風習は日本各地で見られ、現代になっても、古い城やトンネルの改修や解体作業中に、
かつて人柱とされた人々の遺骨が見つかることがあり、歴史の一端を今に伝えています。
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まとめ
淡路島のだんご転がしや長野のおじろく風習が怖い?日本の不思議な風習5選!という
内容でお届けしました。
地方ではそれぞれ変わった風習があるところがあります。
ちょっと怖いというものも多いかもしれませんね。
また何かわかりましたら更新していきたいと思います。
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