こけしは縁起が悪い?由来や怖いと言われる原因を調査してみた!


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家の中にこけしはありませんか?

おばあちゃんの家にたくさんあったことをわたしは覚えています。

こけしについては縁起が悪いとか、怖いとか

言われることがあるようなのでさっそく調べてみました。

この記事でわかることは、

こけしの歴史と由来
こけしに関する迷信と現代の認識
呪いのこけしとは

このような内容でお届けしていきます。

こけしについて知っておきましょう!

目次

こけしの歴史と由来

こけしは日本の伝統的な木製人形で、その歴史と由来は江戸時代にまで遡ります。

ここでは、こけしの起源、地域ごとの特徴、および民俗的意義を探ることで、

日本文化の一端を垣間見ます。

こけしの起源と伝統的な意味

こけしの起源は江戸時代に遡り、日本の東北地方の温泉地で生まれたとされています。

当初は、温泉地を訪れる旅行者のための土産物として製作されました。

伝統的なこけしは、木を削り出して作られ、シンプルながらも魅力的なデザインが特徴です。

伝統的な意味としては、こけしは子供の成長や健康を願うお守りとしての役割を

持っていました。

また、収穫や家族の幸福を祈る祈願の対象としても用いられることがありました。

こけしの各地域ごとの特徴的なデザインは、その地域の文化や伝統を反映しており、

日本の民芸品としても高い価値を持ちます。そのため、こけしは単なる玩具ではなく、

日本の豊かな民俗文化と職人技の象徴とされています。

地域別のこけしの特徴とデザイン

日本各地で製作されるこけしには、地域ごとに独特の特徴と


デザインがあります。

津軽こけし(青森県)

色鮮やかな塗装と大胆なデザインが特徴。表情が豊かで、多彩な色使いが見られます。

鳴子こけし(宮城県)

すっきりとしたシンプルな形状に、細やかな線彫りが施されています。

落ち着いた色合いが特徴的です。

土湯こけし(福島県)

大きな頭と細い体が特徴。シンプルながらも、地元の自然や伝統を反映した

デザインが施されています。

蔵王こけし(宮城県・山形県)

長い首と細身の体が特徴。比較的シンプルなデザインで、伝統的な日本の

美意識を感じさせます。

弥治郎こけし(岩手県)

大きな頭部と細長い体が特徴。伝統的な模様や色使いが施され、

独特の魅力を持っています。

これらのこけしは、それぞれの地域の気候や文化、職人の技術や感性に
影響を受けており、日本の伝統工芸品としての地位を確立しています。
各地域のこけしは、その地域ならではの歴史や物語を伝える貴重な
文化遺産となっています。

こけしに込められた民俗的な意義

こけしには、日本の民俗文化に深く根ざした意義が込められています。

以下は、こけしの民俗的な意義を表す主要な要素です。

健康と成長の祈り

伝統的にこけしは、子どもたちの健康や成長を祈るためのお守りとして

親から子へ贈られてきました。

こけしを通じて、家族の絆や愛情が表現されることが多いです。

縁起物としての役割

収穫の成功や家庭の幸福を願うシンボルとしても用いられてきました。

こけしは、持つ人に幸運をもたらすとされ、ポジティブなエネルギーの

象徴とみなされています。

地域の伝統と文化の表現

こけしは、製作された地域の自然環境や文化、歴史を反映しています。

職人たちは、地域の特色をこけしのデザインや色使いに取り入れています。

職人技の伝承

こけしの製作は、長い時間をかけて磨かれた職人の技術と芸術性を示すものです。

この伝統的な技術の伝承は、日本の工芸文化の継続に不可欠です。

こけしは、単なる民芸品以上の意味を持ち、日本の伝統、家族の絆、
地域の誇りを象徴する文化遺産として、大切にされています。

こけしに関する迷信と現代の認識

こけしは外国人からは可愛いと言われて人気がありますよね。

しかし、日本では怖いと言われることが多いようです。

こけしと縁起の悪さの関連

こけしと縁起の悪さとの関連については、いくつかの迷信や俗信が存在します。

これらは主に民間伝承や地域の信仰に根ざしています。

霊的な信仰

過去には、こけしを守護霊や祖先の霊を象徴するものと見なす信仰がありました。

このため、こけしには霊的な力が宿ると考えられ、時にはそれが縁起の

悪いものと解釈されることもありました。

形状とデザイン

こけしの特徴的な形状や顔のないデザインが、一部の人々には不気味さを

感じさせることがあり、その結果、縁起が悪いとの印象を持つことがあります。

禁忌としての扱い

一部の地域では、こけしを家に持ち込むことが避けられる場合があります。

これは、こけしに宿るとされる霊的な力が、家庭内の調和を乱すと信じられているためです。

これらの迷信は、現代では徐々に薄れつつあり、こけしはその美的価値や
文化的重要性で評価されるようになっています。
しかし、伝統的な信仰や文化的背景を理解することは、
こけしの多様な側面を理解する上で重要です。

怖いと言われる理由

こけしに関する一つの怖い俗説は、「こけし」が「子消し」として、水子供養や亡くなった

子供の鎮魂のために作られたというものです。

この説は、1971年に松永伍一氏によって書かれた「こけし幻想行」というエッセイ集に

由来するとされています。

同書では、こけしが「きぼこ」という言葉と関連があると指摘されており、「きぼこ」が

間引かれた子供を指す可能性が示唆されています。

この解釈により、こけしが「口減らし」のために犠牲になった子供たちの供養の象徴と

見なされることがあります。

ただし、この説は一部の解釈に過ぎず、こけしの多様な文化的背景を反映するものです。

現代におけるこけしの文化的な価値

現代におけるこけしの文化的な価値は、その伝統的な起源を

超えて多方面にわたります。

文化遺産の保存

各地域の特色を反映したこけしの製作は、日本の文化遺産を保存し続ける

重要な役割を果たしています。

観光の魅力

国内外の観光客にとって、こけしは日本文化を体験する貴重な手段であり、

地域経済への貢献も見逃せません。

現代アートへの影響

デザインや造形の美しさが現代アートの分野で再評価されており、

新たなインスピレーションの源泉となっています。

教育的価値

子供たちへの伝統文化の教育において、こけしは日本の伝統や歴史を

学ぶ手段として用いられています。

コレクションとしての価値

こけしのコレクションは、趣味の範囲を超えて、文化的な蓄積としての価値があります。

呪いのこけしとは

呪いのこけしといわれるものがあるのでご紹介していきます。

ツノが生えたこけし

世界の何だコレ!?ミステリー」でそのこけしは放送されました。

かなり不気味なもので黒い角と裏面に気味の悪い文字が書かれたものです。

大正時代、日本のカルト教団教祖・物部天獄が造り出したとされる「リョウメンスクナ(両面宿儺)」は、

結合双生児のミイラで、密閉された木箱に封じ込まれていたと伝えられます。

ある古寺の解体時に発見されたこの箱を開けた作業員たちは、その後

不幸な出来事に見舞われ、リョウメンスクナの呪いが原因だと噂されました。

物部天獄は日本への恨みからこのリョウメンスクナを作り、彼の死と共に関東大震災が

起こったとも言われています。

一方、リョウメンスクナに関連するツノ付きの奇妙なこけしは、マニアの間で高い関心を

集めているようでネットで販売し、手に入れた方がいるようです。

リョウメンスクナというと呪術廻戦をわたしは思いうかべてしまいました。

こちらの記事もちょっと怖いので要チェック!

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ぬいぐるみと寝るのがダメな理由は?スピリチュアルな効果や魂が抜けるって本当?

まとめ

こけしは縁起が悪い?由来や怖いと言われる原因を調査してみた!という内容で

お届しました。

こけしはうちにはないですが、できれば人形系は持っていたくないです。

ぬいぐるみはたくさんあるけどそれももしかしたら・・・?

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この記事を書いた人

スピリチュアルや占いが大好きで常に情報を集めています。
趣味はパワースポット巡りと食べ歩きを楽しんでいます。
記事の内容については自分が気になることを、自分なりの視点で一所懸命調べて書いております。

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