約束をするときは、指切りげんまんをすることが
ありますよね。
日本だけはなく韓国ドラマでも見たことがあります。
そんな指切りげんまんの死んだらごめんというのは
どういうことなのか調べてみました。
この記事でわかることは、
このような内容でお届けしていきます。
指切りするときに思い出してください。
指切りげんまんの「死んだらごめん」の意味とは?
約束をするときする指切りげんまんの歌詞はご存じの通り
指切りげんまん 嘘ついたら 針千本飲ます 指切った
小指を2人で結びながらこのように言いますよね。
指切りから始まっていることから怖い気がしますね。
嘘をついたら針千本を飲ませる?それから指切ったというと
絶対に嘘はつけない状況ですよね。
ところがこれで終わりではなかったと言われています。
歌詞の意味について
「指切りげんまん」の歌詞において、「げんまん」の意味は一般的な
日本語の表現ではなく、童謡としての独自のフレーズです。
この歌の文脈では、「げんまん」が具体的な意味を持つのではなく、
子どもたちの約束や友情において、真剣に約束を守ることが
強調されています。
そのため、「指切りげんまん」は「指を切っても約束を守る」と
いう友情や信頼の証として捉えられています。
「針千本飲ます」というフレーズも、童謡特有のファンタジーな表現であり、
実際の針を千本飲ませることは現実的ではありません。
これは、子どもたちにとって約束を破ることは避けるべきだという
メッセージを伝えるための象徴的な表現です。
要するに、約束を守ることが大切で、それを破ると大変なことが待っている、
ということを歌で表現しています。
童謡はしばしばファンタジー要素を含み、子どもたちに教訓や
価値観を楽しく伝えるための手段として使われます。
死んだらごめんとは?
「げんまん」の意味について、一部の地域や解釈では
「1万回のげんこつ」や「拳万」といった意味が込められることがある、
という主張が存在します。
この解釈は童謡「ゆびきりげんまん」において、約束を守らない場合に
1万回拳で殴られるという、より厳しい約束の表現と捉えられています。
また、「死んだらごめん」というフレーズも一部の地域で歌詞に
含まれていることがあり、これは「約束を果たすことができなければ、
死んで詫びる」という約束の重大さや真剣さを示すものとされています。
このような解釈は地域によって異なり、童謡「ゆびきりげんまん」の
歌詞においては様々なバリエーションが存在します。
童謡自体が子供たちに約束や友情の大切さを教えるための歌であり、
そのメッセージを通じて子供たちに道徳的な
価値観を伝えることが目的とされています。
愛の証って本当?
「ゆびきりげんまん」の「指切り」は、昔の日本において愛情や約束を
証明するために行われた行為で、通常は女性が男性に対して行いました。
この儀式では、小指を切って相手に贈り、それが約束や
誓いの証となりました。
小指を切ることは痛みを伴う行為で、その痛みが嘘をつくことなく
真剣な気持ちを示すものとされました。
「げんまん」は「拳万」のことで、約束を破ると相手に拳で
何度も打つという意味です。
つまり、「ゆびきりげんまん」は、絶対に嘘をつかず、約束を守る
という強い決意や誓いの表現であり、その約束を破ると
多くの拳罰が待っているという警告でもあり、
誓ったことを必ず実行する覚悟を示すものでした。
指切りの歴史は?
「指切りげんまん」の歌詞や語源には、江戸時代の日本における
貧困や遊郭文化と深い関係があると言われています。
当時の社会は貧富の差が大きく、生活が厳しい状況にあったため、
子供を育てることは非常に難しいことでした。
避妊具や避妊方法が限られていたため、多くの子供が生まれましたが、
生活費を工面できないため、子供を奉公や養子に出したり、
川に捨てたり、身売りすることがしばしば行われました。
特に女性は身売りされ、遊女として遊郭で育てられることも
多かったと言われています。
遊女は遊郭内で男性客としか会うことができず、恋愛や結婚といった
通常の人生を送ることができなかったため、指切りという儀式が行われました。
この儀式では、遊女が自身の小指を切り取り、
意中の男性に送ることで、「あなたのことを思っています」という
愛情を伝えたと言われています。
小指は第一関節だけを切るため、包帯を巻いて隠すことができ、
他の客にバレにくかったとも言われています。
このような背景から、「指切りげんまん」は命を懸けての誓いや
約束の証として、愛情と信頼の証しとして歌われる童謡として
広まったと言われています。
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まとめ
指切りげんまんの「死んだらごめん」の意味とは?愛の証って本当?
という内容でお届しました。
何気なく指切りげんまんをしていたことがありましたが、
こんな意味があるとは思わなかったという人は多かったと思います。
意味を知ると深いということがわかりましたよね。
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